保育士資格試験の免除制度とは?対象者・免除科目・条件や申請方法!

03-6910-5120

(月~金(土日祝日除く) 9:00~20:00)

保育士資格試験の免除制度とは?対象者・免除科目・条件や申請方法!

保育士資格試験の免除制度とは?対象者・免除科目・条件や申請方法!

2026/10/27

投稿者:スタッフ

保育士資格試験の免除制度とは?対象者・免除科目・条件や申請方法!

「保育士試験で免除される科目はある?」
「一度合格した科目は、次の試験でも受けなくていい?」
「幼稚園教諭や社会福祉士の資格があると、試験が免除される?」

保育士資格の取得を目指す方のなかには、試験の免除制度について知りたい方もいるのではないでしょうか。
保育士試験には、過去の合格科目や保有資格に応じて、一部の試験が免除される制度があります。条件によっては受験科目を減らせるため、効率よく資格取得を目指せます。

この記事では、免除制度の対象者や条件、申請方法、注意点を解説します。

1. 保育士資格試験にはどのような免除制度がある?

保育士試験では、一定の条件を満たすことで、筆記試験や実技試験の一部が免除されます。

主な制度は次のとおりです。

免除制度               主な対象者

合格科目の免除          過去に筆記試験の一部科目に合格した方
幼稚園教諭免許状による免除    幼稚園教諭免許状を持っている方
福祉系資格による免除       社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の資格を
                 持っている方
合格科目免除期間延長制度     所定の施設で一定の実務経験がある方など
幼稚園教諭免許状所有者向け    免許状に加え、実務経験や単位修得などの条件を満
特例制度             たす方

制度によって免除される科目や条件が異なるため、自分の資格や受験歴を確認しましょう。

2. 過去に合格した科目は免除される?有効期間を解説

保育士試験では、筆記試験で合格した科目について、通常、合格した年を含めて3年間免除されます。
例えば、令和8年に合格した科目は、原則として令和10年の試験まで免除の対象です。不合格だった科目に集中して勉強できるため、仕事や家事と両立しながら受験する方にも役立ちます。

合格科目の免除期間の目安

合格した時期      免除期間の目安

令和7年前期・後期  令和9年後期まで
令和8年前期・後期  令和10年後期まで

※実際の適用範囲は、受験案内で確認してください。

「教育原理」と「社会的養護」の注意点

「教育原理」と「社会的養護」は、両方の科目で基準点を満たす必要があります。
片方だけ合格点に達していても、もう片方が不合格の場合は、原則として両方の科目が合格したことにはなりません。ほかの科目とは合格の扱いが異なるため、注意しましょう。

合格科目免除期間延長制度とは?

通常3年間の免除期間は、一定の条件を満たすことで最長5年間まで延長できる場合があります。
所定の対象施設での実務経験などが条件となるため、勤務先の施設種別や勤務期間、勤務時間を確認することが大切です。

3. 幼稚園教諭免許状を持っている場合の免除制度

幼稚園教諭免許状を持っている方は、保育士試験の一部科目が免除されます。

通常の免除対象は次のとおりです。

・保育の心理学
・教育原理
・実技試験

免許状を持っているだけで全科目が免除されるわけではありませんが、すでに学んだ知識を活用し、試験の負担を減らせます。

免除を受ける方法

受験申請時に所定の手続きを行い、免許状の写しなど必要書類を提出します。
また、指定保育士養成施設で対応する教科目を修得している場合は、追加の科目免除を受けられることがあります。過去の履修歴も確認しておきましょう。

4. 幼稚園教諭免許状所有者向けの特例制度

幼稚園教諭免許状を持つ方には、通常の免除制度よりも広い範囲で免除を受けられる特例制度があります。

特例制度の主な条件

基本となる「3年特例」では、幼稚園教諭免許状に加え、対象施設で3年以上かつ4,320時間以上の実務経験があることなどが条件です。
また、幼保連携型認定こども園で保育教諭として2年以上かつ2,880時間以上の実務経験がある方を対象とする「幼保2年特例」もあります。

どの科目が免除される?

対象施設での実務経験により「保育実習理論」が免除されるほか、指定保育士養成施設で所定の特例教科目を修得することで、追加の科目免除を受けられます。
「3年特例」では所定の8単位、「幼保2年特例」では所定の6単位を修得することなどにより、全科目免除を目指せます。
ただし、実務経験だけで利用できるわけではありません。特例制度には実施期限もあるため、最新の公式情報を確認しましょう。

5. 福祉系資格による免除制度

社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の資格を持っている方も、保育士試験の一部科目が免除されます。

免除される科目    主な学習内容

社会福祉     社会福祉制度や相談援助
子ども家庭福祉  子どもと家庭を支える制度
社会的養護    子どもの養育や支援

福祉分野の専門知識を活用できるため、保育士試験の負担軽減につながります。
免除を受けるには、資格の登録証の写しなど、所定の書類を提出する必要があります。資格を持っているだけで自動的に免除されるわけではないため、申請方法を確認しましょう。

6. 保育士試験の免除申請方法

免除制度を利用する際の基本的な流れは次のとおりです。

1.利用できる免除制度を確認する
2.資格・実務経験・履修歴などの条件を確認する
3.免許状や登録証、実務証明書などを準備する
4.受験申請時に所定の手続きを行う
5.免除対象科目や申請内容を確認する

制度によって必要書類や申請方法は異なります。実務経験の証明が必要な場合は、勤務先への依頼もあるため、早めに準備しておきましょう。

7. 保育士試験の免除に関するよくある質問

Q1. 一度合格した科目は、ずっと免除されますか?

いいえ。通常の免除期間は合格した年を含めて3年間です。一定の条件を満たせば、最長5年間まで延長できる場合があります。

Q2. 幼稚園教諭免許状があれば、保育士試験を受けなくてもよいですか?

通常は一部科目が免除されるだけです。ただし、実務経験や単位修得などの条件を満たして特例制度を利用すれば、全科目免除を目指せる場合があります。

Q3. 小学校教諭免許状や看護師資格でも免除されますか?

これらの資格を持っていることだけを理由とする一般的な科目免除制度はありません。利用できる制度については、公式情報で確認しましょう。

Q4. 保育園で働いた経験があれば、試験は免除されますか?

勤務経験だけで一般の試験科目が自動的に免除されるわけではありません。ただし、特例制度や合格科目免除期間延長制度では、実務経験が条件となる場合があります。

8. まとめ|免除制度を活用して保育士資格を目指そう!

保育士資格試験には、過去の合格科目や保有資格、実務経験などに応じて、試験の一部が免除される制度があります。

主な制度は次の5つです。

・過去に合格した筆記試験科目の免除
・幼稚園教諭免許状による免除
・福祉系資格による免除
・合格科目免除期間延長制度
・幼稚園教諭免許状所有者向け特例制度

制度ごとに条件や免除範囲が異なるため、自分の資格や受験歴、実務経験を整理しておくことが大切です。
必要書類や申請期限も確認し、免除制度を上手に活用して保育士資格の取得を目指しましょう。

参考情報

・全国保育士養成協議会「免除制度について」
・全国保育士養成協議会「保育士試験Q&A」
・こども家庭庁「幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例」

ご登録・お問合せはこちら!

無料会員登録

03-6910-5120

月~金(土日祝日除く)

9:00~20:00

電話で相談 LINEで相談