【徹底解説】保育士の身だしなみについて
2022/04/02
投稿者:編集部
保育士の身だしなみマニュアル
保育士の身だしなみは他業種の社会人とは少し違います。
保育士は、子供が安心して保育園で過ごせるような、保護者が安心して子どもを預けることができるような身だしなみをすることがポイントです。
また保育士としてだけでなく、社会人としてのマナーという意味でも身だしなみは特に大切です。
今回は、そんな保育士のための正しい身だしなみについて解説していきます!
身だしなみが大切な理由
身だしなみは、人の第一印象を左右する大切なものです。
保育士だけでなく、服装自由の職業であったとしても仕事内容に合わせた服装をするということは常識となっています。
保育士は子どもの手本、憧れの存在です。
子どもは先生の姿を見て色々なことを学んでいるため、きちんとした身だしなみが必要です。
また、子どもだけでなく保護者からみられる印象も同じくらい重要です。
身だしなみを整えて、子供にも保護者にも良い印象を与える保育士を目指しましょう。
身だしなみとおしゃれの違い
「身だしなみ」と「おしゃれ」は違います。
身だしなみ・・・周囲の人に不快感を与えないよう、服装や髪型などを整えること
周囲から見て違和感がないようにその場にふさわしい格好をすることを指します。
おしゃれ・・・・服装や化粧などが洗練されて見えるように気を配ること
自分の好みやセンス、流行を取り入れた格好をすることを指します。
このように、「身だしなみ」と「おしゃれ」は違い、保育士では「身だしなみ」の方が重要視されます。
おしゃれとは違う、子どもや保護者から見て好感が持てる身なりが求められるのです。
服装
保育園では、子どもの安全を第一に守る服装が重視されます。
動きやすいTシャツやトレーナー、ジャージの着用が推奨されます。
動きやすさに加え、汚れても気にならない服装、汚れが落ちやすい服装がおすすめです。
保育中はその上にエプロンを着用することが多いです。
フードや飾りがついている服は、子どもに引っ張られたり外されたりして危ないため着用を控えましょう。
髪
髪の毛に関しては園にもよりますが規定が厳しいことが多いです。
多少のヘアカラーは許されますが、基本的には黒で、子どもが安心できる印象をつくることが大切です。
また、ピンで髪を留めると子どもがケガをしてしまう可能性があるため、ゴムで結ぶよう指示している園が多いです。
髪型は動きやすいショートヘアがおすすめですが、長い場合はゴムで結びます。
靴
靴は、動きやすいスニーカーがおすすめです。
色は汚れても目立たない黒や紺が良いです。
また、汚れたらすぐ洗えるように複数足用意しておくと便利ですよ。
メイク、ネイル、ピアス
ピアスなどのアクセサリーは、子どもが飲み込んでしまう、壊してしまう危険性があるため認められない場合がほとんどです。
ネイルも同様に、爪が長いと子どもがケガをしてしまうため認められません。
メイクに関しては、最低限のナチュラルメイクは大丈夫ですが、濃いメイクは保育では必要ないと判断され認められません。
保育士が身だしなみで注意すること
ここでは、保育士が身だしなみで注意するべきポイントをご紹介します!
ここで挙げるポイントをおさえて、子どもや保護者から信頼できる保育士を目指しましょう!
1.子どもにとって危険なものは身につけない
上述の通り、子どもにとって危険なフードや飾りの着いた服、髪を留めるピン、ネイルやアクセサリーなどは身につけないようにしましょう。
誤飲事故やケガの原因になり、大変危険です。
2.香水、匂いの強い化粧品は付けない
匂いの強い香水や化粧品は保育士として相応しくなく、子どもに嫌がられてしまったり、保護者にも良い印象を持たれないので避けましょう。
3.機能性、実用性のある服を選ぼう
動きやすい、汚れても落ちやすいなど機能性、実用性のある服を選ぶと良いです。
その際は部屋着のようなラフな服装になりすぎないことに気をつけましょう。
服を選ぶ際にはデザインや生地なども気にするといいですね。
4.薄めのナチュラルメイクがおすすめ
派手なメイクは避けたいですが、かといってノーメイクもだらしない印象を持たれてしまうため保育士の身だしなみとしておすすめできません。
そこで、薄めのナチュラルメイクをおすすめします。
ナチュラルメイクは派手でもなく、かといってだらしない印象も持たれないため、保育士にぴったりです。
5.保育士としてふさわしい身だしなみを!
子どもの命を預かる保育士は、安心感や清潔感が大切です。
そのため、保育士のイメージに合うような身だしなみを心掛けましょう!
まとめ
以上、保育士の身だしなみマニュアルでした!
Point!
・身だしなみとおしゃれは違う。 ・子どもの安全を第一に守る服装が重視される。 ・保育士の身だしなみは安心感や清潔感が大切。 |
今回紹介したポイントをおさえて、子ども、保護者、保育園で一緒に働く仲間など関わるすべての人に愛される保育士を目指しましょう!
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