保育士の給料は安い?
2026/06/29
投稿者:スタッフ
保育士の給料は安い?平均年収・高い保育園の特徴・給料を上げる方法を解説
保育士として働いていると、
・「思っていたより給料が上がらない」
・「他の園の方が待遇がいいのかな?」
・「保育士でも年収400万円以上って本当にある?」
と感じることは少なくありません。
実際、保育士の給与は勤務先や法人形態、地域によって大きく異なります。同じ仕事内容でも、年間で50万円〜100万円以上差が出ることも珍しくありません。
この記事では、保育士の平均給与や年収、高給与の保育園の特徴、給料アップする方法まで詳しく解説します。
保育士の平均給料はいくら?
保育士の給与は、経験年数だけではなく、勤務先の法人や地域によって大きく変わります。
まずは全国平均から見ていきましょう。
保育士の給与を見る際には、「月給」「年収」「賞与」の3つを合わせて考えることが大切です。基本給が高くても賞与が少ない園もあれば、その逆もあります。
また、処遇改善手当や住宅手当なども含めると、実際の収入には大きな差が生まれます。
一般的には、
・月給:約26〜28万円
・年収:約390〜430万円前後
・賞与:約2〜4か月分
が一つの目安になります。
ただし、これは全国平均であり、都市部ではさらに高い給与水準の園も増えています。
保育士の給料が安いと言われる理由
「保育士は給料が安い」と言われることがありますが、実際には理由があります。
保育士は子どもの命を預かる責任の大きな仕事です。
保育だけではなく、
・保護者対応
・行事準備
・書類作成
・会議
・環境整備
など、見えない業務も数多くあります。
そのため仕事内容に対して給与が見合っていないと感じる人も多いでしょう。
さらに若いうちは昇給幅が小さい園もあり、数年間給与がほとんど変わらないケースもあります。
一方で近年は処遇改善加算などにより、以前より給与水準は改善傾向にあります。
保育園によって給料が違う理由
同じ保育士でも、勤務先が違うだけで年収に大きな差が出ます。
その理由はいくつかあります。
法人形態の違い
保育園には
・社会福祉法人
・株式会社
・学校法人
・小規模保育事業
などがあります。
法人によって賞与や昇給制度が異なります。
社会福祉法人は賞与が比較的高い園も多く、株式会社は基本給や福利厚生に力を入れているケースがあります。
地域による違い
東京都や神奈川県、大阪府などでは保育士不足の影響もあり、地方より給与が高い傾向があります。
また自治体独自の補助金がある地域では、処遇改善手当が手厚い場合もあります。
特に東京都では宿舎借り上げ制度なども利用できるため、実質的な手取りが増えるケースがあります。
園の規模による違い
認可保育園、大規模園、小規模園などでも待遇は異なります。
職員数が多い園では役職ポストが多く、主任や副主任などへ昇進しやすい環境があります。
一方、小規模園は家庭的な保育が魅力ですが、役職手当が少ない場合もあります。
給料が高い保育園の特徴
給与が高い園にはいくつか共通点があります。
賞与が3〜4か月以上ある
毎月の給与だけではなく、賞与が高い園は年収が大きく変わります。
基本給が同じでも賞与が1か月違うだけで年間数十万円の差になります。
処遇改善手当が充実している
現在、多くの保育園では
・処遇改善Ⅰ
・処遇改善Ⅱ
・処遇改善Ⅲ
などを導入しています。
これらを積極的に還元している園では、毎月数万円収入が増えることもあります。
宿舎借り上げ制度が利用できる
東京都や神奈川県では宿舎借り上げ制度を導入している園も多くあります。
家賃負担がほとんどなくなるため、実質的な可処分所得は大幅に増えます。
昇給制度が明確
毎年昇給する園は長く働くほど年収が伸びやすくなります。
求人票では
・昇給額
・評価制度
・キャリアアップ制度
まで確認すると安心です。
保育士が給料を上げる方法
給料アップにはいくつかの方法があります。
給与水準の高い地域へ転職する
東京都や横浜市などでは、地方より給与が高い求人も多くあります。
宿舎借り上げ制度も利用できるため、生活費を抑えながら働けます。
法人を変える
同じ保育士でも法人が変わるだけで年収が50万円以上アップするケースもあります。
特に
・社会福祉法人
・大手保育事業者
・福利厚生が充実した法人
などは待遇が良い求人もあります。
キャリアアップ研修を受講する
キャリアアップ研修を修了すると、処遇改善Ⅱの対象となる場合があります。
副主任や専門リーダーなどになれば、毎月数万円の手当が支給されるケースもあります。
主任・園長を目指す
経験を積み、役職へ昇進すると給与は大きく上がります。
管理職になることで年収500万円以上になる園もあります。
給料だけで転職先を決めていい?
給与は大切ですが、それだけで決めるのはおすすめできません。
例えば、
・残業時間
・持ち帰り仕事
・人間関係
・有給取得率
・職員配置
・福利厚生
も働きやすさに大きく影響します。
月給が高くても残業が多ければ、時給換算では低くなる場合もあります。
総合的な待遇を比較することが大切です。
保育士の給料に関するよくある質問
保育士は年収500万円以上になれますか?
可能です。
主任や園長など管理職になるほか、給与水準が高い地域や法人へ転職することで達成している人もいます。
公立保育園の方が給料は高いですか?
自治体によりますが、公立保育園は給与表に沿って昇給するため、長く働くほど年収が高くなる傾向があります。
株式会社と社会福祉法人ではどちらが給料が高いですか?
一概には言えません。
株式会社は月給が高い園もあり、社会福祉法人は賞与が高い園もあります。
年収全体で比較することが重要です。
まとめ
保育士の給与は「保育士だから安い」と一括りにはできません。
勤務する地域や法人、福利厚生、賞与制度によって年収は大きく変わります。
転職を考える際は、月給だけでなく、賞与・処遇改善手当・住宅補助・昇給制度まで含めて比較することで、自分に合った職場を見つけやすくなります。

