保育士試験の年表|保母試験から現在までの歴史

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保育士試験の年表|保母試験から現在までの歴史

保育士試験の年表|保母試験から現在までの歴史

2026/10/05

投稿者:スタッフ

保育士試験の年表|保母試験から現在までの歴史を解説

「保育士試験はいつから始まった?」
「昔は保母試験だったの?」
「保母から保育士になったのはいつ?」
保育士を目指していると、現在の試験制度だけでなく、保育士資格がどのように誕生し、変化してきたのか気になることもあるでしょう。
現在の「保育士」という名称になる前は「保母」と呼ばれており、試験制度も現在とは異なっていました。
この記事では、保育士試験の歴史を年表形式で簡単に整理します。

 


保育士試験の歴史年表


   年            出来事

1948年(昭和23年)    保母資格が制度化

1949年(昭和24年)    保母試験が行われる

1989年(平成元年)    保母試験の実施基準が整備

1999年(平成11年)     「保母」から「保育士」へ名称変更

2001年(平成13年)      児童福祉法が改正され、保育士制度を整備

2003年(平成15年)      保育士試験の実施基準が整備

2004年(平成16年)      全国保育士養成協議会が試験事務を受託

2009年(平成21年)      幼稚園教諭免許状所有者への科目免除制度を整備

2013年(平成25年)      幼稚園教諭の保育士資格取得特例を実施

2015年(平成27年)      合格科目の免除期間を延長

2010年代~        保育士不足を背景に受験機会などが拡大

現在            筆記試験・実技試験で保育士資格を目指す

 


1948年|保母資格が制度化

1948年(昭和23年)に、現在の保育士資格につながる保母資格が制度化されました。
当時は「保育士」ではなく「保母」という名称が使われていました。
その後、保育施設で働く人材を確保するため、養成施設を卒業する方法だけでなく、試験によって資格を取得する仕組みも設けられました。

 


1949年|保母試験が始まる

1949年(昭和24年)には、保母資格を取得するための保母試験が行われました。
これが、現在の保育士試験につながる試験制度の始まりです。
当時は保母養成施設が少なかったため、試験による資格取得は重要なルートとなっていました。

 


1989年|保母試験の実施基準を整備

1989年(平成元年)には、保母試験の実施基準が整備されました。
保育に必要な知識や技術を確認するため、試験制度も少しずつ整えられていきました。

 


1999年|「保母」から「保育士」へ

保育士試験の歴史で特に重要なのが、**1999年(平成11年)**です。
この年、「保母」という名称が「保育士」に変更されました。
それまでは男性の保育従事者を「保父」と呼ぶこともありましたが、男女共通の資格名称として「保育士」に統一されました。
そのため、昔の資料や過去問に出てくる「保母」「保父」「保母試験」は、現在の保育士制度につながる言葉です。

 


2001~2003年|保育士制度・試験制度を整備

2001年(平成13年)には児童福祉法が改正され、保育士に関する制度が整備されました。
さらに2003年(平成15年)には、保育士試験の実施基準が整備され、現在につながる筆記試験・実技試験の仕組みが明確になっていきました。
現在の保育士試験も、

筆記試験 → 実技試験

という流れで行われています。

 


2004年|全国保育士養成協議会が試験事務を受託

2004年(平成16年)には、全国保育士養成協議会が保育士試験事務を受託しました。
その後、受託する都道府県が増え、2008年には全都道府県の保育士試験事務を受託しています。
現在の保育士試験にもつながる大きな転換点です。

 


2009年~|幼稚園教諭が保育士資格を取得しやすくなる

2009年(平成21年)には、幼稚園教諭免許状を持つ人を対象とした保育士試験の科目免除制度が整備されました。
さらに2013年(平成25年)には、幼稚園教諭を対象とした保育士資格取得の特例制度が実施されました。
幼稚園と保育所の両方の機能を持つ認定こども園の普及なども背景となっています。

 


2015年|合格科目の免除期間を延長

2015年(平成27年)には、保育士試験で一度合格した科目について、次回以降の試験で免除を受けられる期間が延長されました。
保育士試験は、すべての科目に一度で合格する必要はありません。
仕事や育児をしながら、

「今回はこの科目を合格する」
「次回は残りの科目を受ける」

というように、計画的に資格取得を目指すことができます。

 


現在の保育士試験

現在の保育士試験は、筆記試験と実技試験で構成されています。
筆記試験では、保育や子どもの発達、福祉、健康、食事などについて幅広く出題されます。
筆記試験の全科目に合格すると、実技試験へ進みます。
実技試験では、

・音楽
・造形
・言語

の3分野から2分野を選択します。
また、保育士試験は現在、前期・後期の年2回を基本として実施されています。

 


保母試験と保育士試験の違い

昔と現在を比較すると、次のようになります。

 昔                現在

保母                保育士

保母試験              保育士試験

男性は保父と呼ばれることもあった  男女共通で保育士

当時の制度に基づく試験       筆記+実技試験

受験機会は現在と異なる       年2回を基本に実施

「保母」と「保育士」はまったく別の資格というわけではなく、現在の保育士資格につながる歴史上の名称と考えると分かりやすいでしょう。

 


保育士試験の歴史で覚えておきたい年

保育士試験の歴史をすべて暗記する必要はありません。
まずは、次の4つを押さえておきましょう。

1948年
保母資格が制度化
1949年
保母試験が行われる
1999年
保母から保育士へ名称変更
2003年
現在につながる保育士試験の実施基準を整備
この4つを軸に覚えておくと、保育士制度の大まかな歴史を理解しやすくなります。

 


まとめ

保育士試験は、最初から現在の「保育士試験」という形だったわけではありません。
保母資格の制度化
↓
保母試験
↓
保母から保育士へ名称変更
↓
保育士制度・試験制度の整備
↓
現在の保育士試験

という流れで変化してきました。
特に覚えておきたいのは、1999年に「保母」から「保育士」へ名称が変わったことです。
保育士試験の勉強では、現在の試験内容だけでなく、こうした制度の歴史を知っておくと、児童福祉や保育制度についても理解しやすくなります。
なお、保育士試験の試験科目や日程、受験資格、免除制度などは変更される場合があります。
受験する際は、最新の公式情報を確認しましょう。

 

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