「辞めたいけど言えない」保育士さんへ|退職の伝え方・タイミングのコツまとめ

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「辞めたいけど言えない」保育士さんへ|退職の伝え方・タイミングのコツまとめ

「辞めたいけど言えない」保育士さんへ|退職の伝え方・タイミングのコツまとめ

2025/05/23

投稿者:編集部

保育士さんのなかには「辞めたい」と思っても、退職の意志をどのように伝えたらいいのか迷ってしまいます方も多いのではないでしょうか。言葉の選び方や相手の反応、人手不足の事情を考えてしまい、言いだせなくなってしまう人もいるでしょう。退職の伝え方のポイントや、タイミングについてわかりやすく説明していきたいと思います。

 

■保育士が仕事を辞めたくなる理由

 

退職を伝えるまえに、保育士にとってたくさんの葛藤があると思います。それぞれに事情があると思いますが、保育士の退職理由として挙げられることの多い理由を見てみましょう。

 

・業務過多が辛い

 

保育園によっては、行事の準備や書類作成が多く残業が頻繁になってしまっているケースも少なくありません。心身ともに大きな負担になってしまうのはもちろんですが、仕事に対してやりがいをもてなくなってしまいます。気持ちに余裕が持てなくなってしまい、いくら子どもが好きだとしても向き合えなくなってしまう保育士もいます。プライベートな時間も楽しめなくなってしまうなど、業務過多な状態を辛いと感じ辞めてしまう人もいます。

 

・園との方針が合わない

 

保育園と自分の価値観や方針が合わないと、大きなストレスを感じることも少なくありません。例えば、子どもに対して一人ひとり丁寧に向き合いたいと思っていても、行事ごとが多く毎日の仕事をこなすことが精一杯になってしまう人もいます。ことあるごとに違和感を覚えやすくなりますし「このまま続けていてもいいのか」と疑問に感じる人もいます。園との方向性の違いが転職理由になることもあるでしょう。

 

・給料面の不満がある

 

保育士の給料は、責任の重さに対して仕事に見合わない金額になってしまうことも少なくありません。やりがいもあるし仕方ないと割り切っている方も多いと思います。とはいえ、他にもっと待遇のいい保育園がある、給料が高いと聞くと「よりよい条件で働きたい」と退職を考えるようになります。給料面の不満はモチベーションの維持にも大きく関わってきます。給料面の不満があると辞めたくなってしまいます。

 

■ベストな退職の伝え方

 

保育士が退職を伝えるうえでいくつかポイントがあります。

伝え方を間違えてしまうと引き止められてしまい、退職を認めてもらえなくなってしまうこともあります。自分の気持ちが揺らぐことのないように伝え方を意識してみてください。

 

・労働条件を理由にしないこと

 

保育士が退職を伝えるうえで、労働条件を理由にするのはおすすめしません。残業の多さや給料、勤務時間が長い、休暇がとりにくいなどのさまざまな要因があると思います。労働条件を辞める理由にしてしまうと「改善するので残って欲しい」と引き止められてしまいます。退職したい意志を強く持つことはもちろんですが、すでに気持ちが固まっている姿勢を見せるようにしてください。迷いを見せないこと、できれば労働条件以外の理由を伝えることを意識してみてください。

 

例えば「次の職場が決まっているので…」とストレートに伝える方法もあります。十分に説得する理由になりますし、あれこれ考えるよりもそのまま伝えて問題ありません。

 

・家の都合で退職すると伝える

 

保育園に引き止められにくくなる理由として「家の都合」があります。子育てや家族の介護など、今の職場で働き続けるのが難しい理由を伝えましょう。保育園にとっても家の都合となれば、引き止めたいとは思いません。ただし、トラブルを防ぐためにも、本当に家の都合が勤務を続けられない理由になっている場合にのみ使えます。

 

また、家の都合だけでなく「勉強に専念したい」も理由として伝えられます。すでに勉強のために学校に通う予定があり、職業訓練に通う予定があることを伝えておきましょう。具体的な計画が決まっている状態であれば、引き止められる心配がなくなります。

 

■退職を伝えるタイミング

 

退職の意志が決まったら、タイミングを見て伝える必要があります。

年間のなかでも保育士の退職が多いのは「年度末」です。保育園側も退職者がいる可能性を考え心の準備があるため、タイミングとしては悪い時期ではありません。新年度の人員を確保するためにも、早めに伝えるようにしておきましょう。

 

また、年度の途中に退職する場合は、行事の多い時期を避けるのもマナーです。そのため、8月のお盆休みや、正月休みの前が退職のチャンスになります。ただし、そのときの上司の状態を確認して機嫌のいいタイミングで伝えられるようにしておきましょう。

 

■まとめ

 

保育士が退職を伝えるうえで、絶対に揺るがないことを伝えるようにしておきましょう。退職における本当の理由を伝える必要はありませんが、家の都合を伝えるときは嘘をついてしまうのはおすすめしません。また、繁忙期を避け退職の意志を伝えるなど、タイミングも意識するようにしてください。退職の前に予備知識をつけておくと、言えなくなってしまう心配もなくなり、上司に納得してもらいやすくなるのでおすすめです。

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