退職代行とは?費用は?
2022/08/15
投稿者:編集部
退職代行とは?費用は?
さまざまな理由で保育士を辞めたいと思っても、言い出せなかったり辞めさせてもらえないなど問題が出ることがあるでしょう。
今回はそんな保育士が退職できない場合に使う「退職代行」というサービスについて解説していきます!
保育士と退職代行
最近は退職代行を使って仕事を辞める保育士が増えています。
退職代行を使って退職する人の主な退職理由はパワハラやいじめなど、主に人間関係面での問題が大きいようです。
退職代行の基本情報
ここでは、退職を切り出せない保育士向けに退職代行について具体的に解説していきます。
退職代行とは、仕事を辞めたい本人の代わりに会社に退職の意向を伝えてくれるサービスです。
自分は職場の人に会ったり連絡する必要がないため、自分から言い出しにくい、言っても辞めさせてもらえない場合に使う手段です。
また、辞める際に有給が残っている場合でも直接会社と交渉して有給を消化してから辞めさせてもらえるため、退職者(自分)は面倒な交渉や手続きは不要です。
退職代行を使うべき保育士の特徴
ここでは、退職代行を使った方がいい保育士の例を紹介します。
当てはまったら退職代行を考えてみましょう。
【ブラックな保育園に勤務している】
有給が使えない、人使いが荒い、残業が多く残業代も出ないなど、いわゆるブラックな保育園に勤めていて退職したい場合、退職代行を使っての退職をおすすめします。
自分から退職の意向を伝えたとしても、有給を消化させてくれなかったり○月までは辞めないでほしいなどと自分の要望を聞いてもらえない可能性が高いからです。
退職代行なら、法律など専門的な知識を持った担当者がしっかりと退職手続きを行ってくれるため、自分の要望も通しやすいです。
【園長や上司が怖い】
園長や上司が怖い場合も、退職代行を使うことをおすすめします。
特に保育園は女性社会とも言われていて、女同士のピリピリとした空気が漂っているため、自分からは怖くて退職を言い出せない場合が多いです。
この場合も退職代行を使えば、精神的な負担が少なく退職できます。
【退職前に有給を消化したい】
先ほども触れましたが、退職前に溜まった有給を消費したい場合も退職代行を使った方が確実です。
労働者は有給を自由に使える権利があると法律で決まっていますが、それを守っていない保育園もあります。
退職代行では法律の知識を持った担当者が交渉してくれるため、確実に有給を消化することができます。
【未払いの残業代を請求したい】
働いたのに未払いの残業代がある場合、退職代行を使えば退職時に未払いの残業代を支払うことを交渉してくれます。
自分では言いにくいことですが、任せてしまえば安心です。
退職代行を使う際のメリット、デメリット
ここでは、退職代行を使う際のメリットとデメリットをご紹介していきます。
メリットとデメリットを比較して検討してみましょう。
メリット1.すぐ退職することができる
保育士は他職種よりも早く退職を希望した方が良いと言われていますが、法律的には退職したい日の2週間前までに申し出れば大丈夫です。
退職までの日数が短いことでいろいろと言われるかもしれませんが、退職代行の担当者が対応してくれるので安心です。
メリット2.ブラックな園から抜けられる
ブラックな保育園で何年も勤務することは心身ともによくありません。
辞めたいと思ったら元気があるうちに行動することが大切です。
退職代行を使えば話の切り出し方や手続きなどやらなければいけないことが減るので、負担が少なくなります。
ブラックな保育園で何年も勤務することは心身ともによくありません。
辞めたいと思ったら元気があるうちに行動することが大切です。
退職代行を使えば話の切り出し方や手続きなどやらなければいけないことが減るので、負担が少なくなります。
デメリット1.費用がかかる
後述しますが、退職代行には費用がかかります。
しかし、未払いの残業代や有給消化も交渉してくれるため、結果的に収支はプラスになる場合もあります。
デメリット2.人間関係が悪くなる
退職代行を使うと比較的スムーズに退職はできますが、円満退職とは言えないでしょう。
でも、辞めてしまえばもう会うことのない相手です。
終わった人間関係のことは時間が経つにつれて気にしなくなるでしょう。
退職代行の料金相場
ここでは、退職代行の料金相場について解説していきます。
退職代行を検討する際はぜひ参考にしてみてくださいね。
【労働組合が運営している退職代行業者の場合】
労働組合が運営している退職代行業者の利用料金相場は3〜5万円ほどになっています。
退職代行というとものすごく高額な料金を請求されるというイメージを持っている方も多いと思いますが、意外と手頃な料金で退職することができます。
【弁護士が運営している場合】
弁護士が運営している退職代行の利用料金相場は5〜6万円ほどになっています。
労働組合が運営している退職代行業者よりやや高額ですが、その分法律に詳しいため有給消化や未払いの残業代請求など法律的な説得が必要な場合は利用を検討しましょう。
まとめ
以上、保育士が退職代行を利用して退職する方法についてでした。
このように、退職するには退職代行を使うという手段があります。
この記事がみなさんのお役に立てると幸いです。