保育士を辞めたくなった場合どうする?
2022/06/25
投稿者:編集部
保育士を辞めたくなった場合どうする?
「現在保育士だけど、仕事が辛い...」
「もう辞めてしまいたい!」
このように、現在保育士として働いているけど仕事を辞めたいという声は多いです。
今回は、そんな保育士を辞めたくなる理由、辞めたくなった場合どうすればいいのかについて解説していきます!
保育士を辞めたくなる理由
保育士は、小学生の「なりたい職業ランキング」に毎年必ずと言っていいほどランクインする人気職業です。
実際に子どもの頃からの夢を叶えて保育士になった方も多いのではないでしょうか?
しかし、その憧れの保育士になっても辞めたいと思い、実際に辞めてしまう方も少なくありません。
ここでは、なぜ保育士を辞めてしまうのか、その理由をご紹介します。
【仕事量が多い】
保育士の仕事は子どもの保育だけではなく、指導案作成や連絡帳、保育日誌などの書類作成、イベントの準備やイベントで使うものの制作などのイベント関連、更には保護者対応など多岐にわたります。
このように、保育以外の仕事量の多さから保育士を辞めたいと思ってしまいます。
【残業が多い】
先ほども挙げましたが仕事量が多いことから、必然的に残業も多くなってきます。
仕事が終わらないと深夜まで園に残って残業したり、持ち帰って家でも仕事をしたり、休日出勤をすることもあります。
また、ほとんどの残業は給料のつかないサービス残業であることから、プライベートの時間を奪われ心身ともに疲弊してしまい、保育士を辞めたいと思ってしまいます。
【体力的な問題】
保育士は体力がいる仕事です。
しかし、体力に限界を迎えて毎日疲れてしまい生活に支障が出るなど、体力的な問題で保育士を辞めたいと思ってしまう方も多いです。
また年齢とともに体力はどうしても低下してしまうため、「昔はできていたのに...」などと自己嫌悪に陥ってしまう方も多いです。
【休日が少ない】
保育士は休日出勤の多さや自由に有給がとれないこと、体調不良であっても休めないことが多いです。
また、運動会などのイベントは土日に開催されるため、土日出勤も多くプライベートとの両立が難しいため、保育士を辞めたいと思ってしまいます。
【給料が安い】
保育士の給料は他職種と比べて安いことが問題となっています。
激務なのに給料が安くては、仕事に対するモチベーションを失ってしまい結果保育士を辞めたいと思ってしまいます。
【人間関係の問題】
保育士に限らず他職種でも、人間関係が原因で仕事を辞めたくなる方は多いです。
特に保育士は女性が多い職場のため、女性同士特有の人間関係や派閥争い、陰湿ないじめが行われている園もあります。
このような人間関係に疲れてしまい、保育士を辞めたいと考える方は多いです。
【方針が合わない】
保育園によって音楽や英語など力を入れている分野や指導方針は違うため、それが自分のやりたいこととマッチしていない場合も少なくありません。
そのことで悩んだり保育活動に真剣に向き合うことができず、結果保育士を辞めたいという思考に陥ってしまう場合があります。
しかしこの場合、転職をして自分に合った教育方針の園を見つけることが可能です。
保育士を辞めたくなった場合どうする?
ここでは、保育士を辞めたくなった場合の具体的な解決策について解説していきます。
辞める以外にも方法や選択肢はあるので、できることから取り組んでいきましょう!
【ストレスを解消する】
身体に溜まっているストレスを解消すると、案外前向きな気持ちになれるかもしれません。
趣味に打ち込んでリフレッシュする、カラオケに行って思いっきり歌うなど、保育士とは関係のない分野でストレスを発散してみましょう。
【人に相談する】
人に話を聞いてもらうことで、自分の中でも考えが整理できます。
相談する相手は職場の上司や同僚でも、家族や友人など直接保育園に関係のない人でも構いません。
とにかく1人で溜め込まず、相談することが大切です。
【他の園に転職する】
保育士自体は辞めなくても、他の園に転職すれば続けられるかもしれません。
特に人間関係など保育とは関係ない分野で辛くなってしまった場合におすすめです。
保育士は現在どの園でも足りていないため、経験者ならば転職活動自体はそれほど心配する必要はないでしょう。
【思い切って辞める】
それでも、どうしても保育士を続けられないと思ったら思い切って辞めてしまうという選択肢もあります。
たとえ保育士を辞めたとしても、あなたの保育士資格や経験は無くならないので、いつかまた保育士として戻って来たいと思える日が来るかもしれません。
まとめ
以上、保育士を辞めたくなった場合の解決策でした!
このように、保育士の仕事は楽しいことばかりではなく辞めたくなることもあると思います。
辞めたいと思っても続けられればベストですが、そうもいかない場合もあります。
保育士を続けるにしても、たとえ辞めることになったとしても、自分で納得できる選択ができると良いですね!
この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。