(保育士の面接)履歴書・職務経歴書の書き方
2022/06/14
投稿者:編集部
(保育士の面接)履歴書・職務経歴書の書き方
正社員、アルバイトやパートにかかわらず、保育士として就職するには履歴書がとても重要なものになっていきます。
魅力的な志望動機や自己PRを書けると、採用へグッと近づきます。
今回はそんな保育士になるための履歴書の書き方について、資格や職歴、特技など項目別にご紹介します!
履歴書の基本
ここでは、どの職業でも共通して言える履歴書の書き方のポイントをご紹介します。
基本中の基本なので、しっかりと確認しておきましょう。
【黒色のボールペンや万年筆で丁寧に書く】
字の上手い下手にかかわらず、文字は丁寧に書きましょう。
特に文字のとめ、はね、はらいは意識しましょう。
ゆっくり丁寧に書けば、履歴書を読んだ採用担当者に気持ちは伝わります。
【間違えたら新しい履歴書に書き直す】
ボールペンや万年筆は間違えると書き直しができません。
間違えてしまった場合は修正液や修正テープなどは使用せず、新しい履歴書に書き直しましょう。
また、最初から何度も書き直すのは大変なため、書く内容を決めた下書きを用意するなど工夫すると良いです。
【書き終わったら見直しをする】
履歴書を書き終わったら必ず書き間違いがないかどうか見直しをしましょう。
日付や電話番号など数字は書き間違いやすいので注意しましょう。
【日付は履歴書を提出する日付を書く】
日付欄には履歴書を書いたその日の日付を書くのではなく、提出日の日付を書きましょう。
面接に持参する場合は面接日、郵送する場合はポストへ投函する日になります。
【証明写真は写真屋さんに撮ってもらおう!】
履歴書に貼る証明写真は写真屋さんで撮ってもらうと良いでしょう。
駅前などにある証明写真ボックスで撮るという方法もありますが、写真屋さんの場合気になるところを修正してもらえたりなどのメリットがあります。
また、証明写真は3ヶ月以内に撮影したものを使いましょう。
【“ふりがな”はひらがな、”フリガナ”はカタカナで】
氏名のふりがなは、履歴書に”ふりがな”と書いてある場合はひらがな、”カタカナ”と書いてある場合はカタカナで統一しましょう。
【確実に連絡がつく電話番号を記載しよう】
記載する電話番号は固定電話と携帯電話のどちらでも大丈夫ですが、採用担当者が電話で連絡をする場合があるため確実に連絡がつく番号を記載するようにしましょう。
保育士のための履歴書の書き方
ここでは、保育士のための履歴書の書き方をご紹介します。
ここで紹介するポイントをおさえ、採用担当者に気持ちが伝わる履歴書を作りましょう!
【免許・資格】
保育士資格や幼稚園教諭免許など、保育や教育に関わる資格を書きましょう。
資格を複数持っている場合は必ず取得した順に書きます。
保育士資格の場合、「保育士資格 取得」と書きます。
幼稚園教諭免許の場合は卒業した学校によって3種類の免許があるので、正しく書きましょう。
・4年制大学を卒業した場合→幼稚園教諭第一種免許
・専門学校や短大を卒業した場合→幼稚園教諭第二種免許
・大学院卒の場合→幼稚園教諭専修免許
上記のようになります。
【志望動機】
志望動機を書く際は、就職の場合はなぜその園を選んだのか、他の園にはない魅力を考え書くことがポイントです。
転職の場合はなぜ転職を考えたのか、その園で何をしたいのか、前向きな気持ちで転職を希望しているということを書くことがポイントです。
文章量に決まりはありませんが、枠の半分は埋まるように文字の大きさに気をつけて書くと良いでしょう。
【趣味・特技】
趣味や特技は、ピアノや手遊びなど保育に関連するものを書けると良いです。
書いた内容を面接で詳しく聞かれることが多いので、想定される質問と回答を考えておくことをおすすめします。
保育士のための職務履歴書の書き方
ここからは、保育士のための職務履歴書の書き方についてご紹介していきます。
職務履歴書とは、保育士としてのキャリアやスキルなどをアピールすることができる書類です。
転職活動では履歴書と合わせて提出することを求められる場合が多いです。
履歴書と職務履歴書の大きな違いは、履歴書は学歴など基本的な情報を紹介するための書類であることに対し、職務履歴書はいままでにどのような業務をしてきたのか、キャリアや経験を積んできたのかを具体的にアピールすることができる書類ということになります。
【タイトル、日付、氏名】
タイトルは「職務履歴書」とし、日付は履歴書と同じように提出する日付を書きましょう。
【職務要約、概要、職務経歴】
ここでは、文章量に規定はありませんが200文字くらいを目安に、就職した施設名、職員規模、施設種類、経験(担当クラス名)、雇用形態を書き、その下に具体的な経験内容を書きます。
【保有資格、免許、スキル】
最後に、履歴書に書いた内容と被っても問題ないので保有資格や免許、趣味や特技などのスキルを自己PRとして書きましょう。
フォーマットは特に決まっていないので、箇条書きでもすべて文章でも大丈夫です。
採用担当者にとっての見やすさを考えて書きましょう。
また、文章量は履歴書に書いた内容よりボリュームを増やすと良いです。
まとめ
以上、保育士のための履歴書、職務履歴書の書き方でした!
このように、魅力的な履歴書と職務履歴書が書けると希望の保育園への就職がグッと近づきます。
この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。